ハノイ市内から車で約1時間、HUNG YEN省の街の一角で静かに運営されている『TIEN CAU希望センター』があります。
この日は朝から蒸し暑く強い日差しの中、ボランティアのみなさんと我々は現地へと向かいました。
施設長のNGUYEN TRUNG CHATさんが語るには、ハノイには国営の施設がほとんどなく、ここ『TIEN CAU希望センター』もCHTさんの好意のもと、18年前より私費で運営しているとのことでした。スタッフはCHATさん以外に3人おり料理や洗濯、家畜の世話などを分担して行っています。
こちらの施設には子供達、総勢20名が生活を営んでおり、我々の訪問を暖かく出迎えてくれました。
我々は先月のチャリティーイベントで得た収益の一部や、サイズアウトした洋服、玩具などの寄付をさせて頂きました。
今回のボランティア活動ではベトナム人や日本人のお母さんたちに加え、子供たちも参加してくれました。みんなで集まり、折り紙やお絵描き、サッカーなどをして交流を図りました。
施設のお兄さんやお姉さんたちは、とてもしっかりしており、まだ小さい子供たちの面倒をみるなど、厳しい現実の中で逞しく生きている様は尊敬にあたいします。
ベトナムの経済は右肩上がりで、日々、発展を続け、華やかな景色がクローズアップされがちですが、反面ここ『TIEN CAU希望センター』のように、なかなか貧困から脱することができない場所が、ベトナムにはまだ多く残されています。
私たちCAMPUS HANOIは微力ながら彼らに寄り添うことができる、そんな活動を今後も継続したいと考えています。
そこで、皆様にお願いです。
必要がなくなった、子供の衣類や靴などの提供をお願い致します。
また、彼らが笑顔になるような、玩具や楽器、絵本などのご提供も大変ありがたいです。
お時間がある時、私どもCAMPUS HANOにお立ち寄りください。
月に1度、施設訪問も定期的に行っております。興味がある方々のご参加もお待ちしております。
著者
CAMPUS HANOI
日越交流サロン・レストラン
プロフィール
CAMPUS HANOIの母体は東京で活動する、外国人支援のNPO法人です。
ベトナムと日本のカケハシとなり、両国の文化を広げる活動をおこなっております。
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