どうも!ハノイ駐在員「人生ユタカ」です。
今日、僕は陶磁器で有名なバッチャン村という所に来ています。
バッチャンはガイドブックや現地のオプショナルツアーで紹介される人気の観光スポットです。
ここで作られた陶器は「バッチャン焼き」と呼ばれ、ベトナム雑貨のお土産として好まれます。
この記事の目次
こんな絵柄の食器を見たことありませんか?
これこそが、バッチャン焼きの代表格です。
バッチャン村 (Xã Bát Tràng)
ベトナムのハノイ、ザラム県の村。
焼き物(陶磁器)の街として知られ、「バッチャン焼き」として主に食器や花瓶、壺、などが生産されている。
ハノイ市街から近い観光地として、観光ツアーも組まれている。バッチャンでは工場見学、陶芸などの体験できる。バッチャン焼きの歴史は、1010年に李朝がタンロン(ハノイ)に都を移した頃に遡り、陶磁器に最適な白い粘土が採れる土地として知られるようになる。
この頃からすでにバッチャンでは焼き物が作られてきたと言われているが、陶磁器作りが盛んになったのは15世紀ごろで、中国の明朝時代の陶磁器に影響を受けた。
また、紅河(ホン川)沿いの立地を活かして世界各国へ輸出されてきた。伝統的なバッチャン焼きは白い陶磁器に藍色で描かれた模様が特長だったが、近年では様々な色を取り入れた焼き物が多くみられるようになった。
ハノイの中心地から車で約30~40分
ハノイ中心部からバッチャンまでは16キロ程度。
ノイバイ空港まで行くのと同じくらいの距離感です。
バッチャンは近くて行きやすい観光地として人気なんですね。
バッチャンへの行き方は大きく分けて3つあります!
・路線バス 40分~60分 (片道20万ドン、約35円)
・現地ツアーに申し込む (25ドル前後でバッチャンを回る半日コースが多い)
※移動時間は道路状況によって変わります。
※タクシー料金はタクシー会社などによって変動あり。
僕は週末の午前中、Cau Giay地区からタクシーで移動して、30分(30万ドン約1500円)でした。
バッチャン焼きをお土産に大量購入するならば、タクシーで行くことをオススメします!
人口約5000人のバッチャン村は、おおよそ9割の人達が焼き物に携わる仕事をして生計を立てているそうです。
今日のお目当てはコレコレ!!
バッチャン焼きの陶芸体験です!
1人4万ドン(200円)と説明があり、このワークショップで体験してみることにしました。
「4万ドンとは、日本に比べると安くてラッキー!」と思っていたのですが、
あとからこの金額にカラクリがあることを知ります・・・
もちろん、この時は知る由もナシ。
轆轤(ろくろ)の前に座ると目の前に粘土がドンッ!と置かれます。
始めからスタッフの方がかなり手伝ってくれるので初心者でも安心です。
こうやって轆轤(ろくろ)を回して見たかったんだよね~。
凄く楽しい!
今回、Walking Hanoi初参戦のユウキちゃん。
「何でも楽しむ」その勇気(ユウキ)は同性からの支持も厚く、今後Walking Hanoiでの活躍にも期待大!
このバッチャンでの取材も、女性ならではの目線で旅のポイントを教えてくれました!
気付けば、真剣に轆轤(ろくろ)を回してました、笑!
思っていたより難しくなかったです。
ホラ!できた!ハート型のカップ。
これWalking Hanoiをご覧の方にプレゼントいたします!
詳しくはFacebookまたは
コチラの記事をご確認ください。☆キャンペンーン☆Facebookページ「いいね!」でバッチャン焼きプレゼント
1個目が完成すると、また粘土がドンッと置かれ、
それに触れた瞬間に2個目の製作がスタートします。
(なぜ”触れた瞬間”なのかは、後から判明するのですが・・・w)
仕上げもスタッフの方がやってくれます。
ここで、ロクロを使った成形工程は終了~。
ちなみに、
製作する焼き物の形はコップや鉢などサンプルの中から選ぶのですが、
勝手に好きな形を作ると・・・
お店の方になかったことにされます、笑笑笑!!!
それから、注意点があります!
エプロンの貸し出し等はないので、汚れてもOKの服装で行くことをオススメします。
僕の黒いパンツは、白い粘土の汚れがかなり目立ってしまいました。
ここからはネタバレですが・・・
成形後の作品は乾燥させないと絵付けをすることができないので、
お店側で用意してある乾燥済みのものに絵付けをすることになります!
(知らなかったので、ちょっとビックリ。)
ここで、当初1人4万ドンといっていた金額は、1個4万ドンだったと知ります。
更には、絵付けの後に作品を焼くなら1個8万ドンだと!
(この日は、僕のベトナム人の同僚に通訳と案内をお願いしていたので、1人4万ドンなのか1個4万ドンなのか、当初の説明を聞き間違えたとは思い難い。)
ってことで、
そりゃー店員さんは、一つでも多く買って欲しいから、ここでゴリ押ししてきますよ、笑!
店員さんが「さっき、あなたは轆轤で3個作ったんだから、最低3個は絵付けして、買ってよね!」って。
1個目を作り終わった後に、急かされるように2個目、3個目と粘土がドンッと置かれたワケがここに来てようやく分かりました。
料金のカラクリとか、店員さんの商売根性とか、予想を上回る展開に可笑しすぎて、何だか笑いが止まらなくなりました。
結局、私は3個購入しましたw
1個4万ドンでも日本で陶芸体験するよりはるかに安いです!
料金設定がややこしいのでコチラにまとめます。
⇒ 1個 4万ドン(約200円)
・ろくろ体験後、乾燥済みの作品に絵付けをして、焼いてもらう(翌日仕上がり)
⇒ 1個 8万ドン (約400円)
・焼いた作品の発送料(翌日着でホテル等へお届け)
⇒ 4万ドン(約200円)
価格整理ができたところで、仕切り直して絵付けをしましょう!
絵付けは工作みたいですごく楽しかったです!
絵の具で絵を描くなんて久しぶりで、たまにはこんな体験もいいなーと思いました。
じゃん!
人生ユタカ作のWalking Hanoiカップ!
ウォーキングハノイカップが仕上がりしました。
いかがでしょうか?
無事に絵付け終了です!
作品を焼かずにそのままお持ち帰りにすると、新聞紙に包んで渡されます。
このようなかたちに仕上がりました。
しっかりと艶が出ています。
陶芸体験をしたワークショップ情報
土曜の午前中に行ったのですが、予約せずにその場で体験できました。
バッチャン村には陶芸のワークショップが数軒あります。
陶芸サービスのお店はここだけではありません
陶芸サービスのお店は沢山あります。
ここも別日に訪れた場所です。広い。
このように沢山の観光客が訪れています。
人が多いですね。
もちろんペイントも出来ます。
皆で楽しくペイントタイム。
おすすめの陶芸スポットです。
場所はこちら。
ショッピングタイム|バッチャン陶器市場へ
陶芸体験を終えて次はバッチャン焼きが買える陶器市場へ
ここが陶器市場の入口、さっそくバッチャン焼きを物色しましょう!
旧市街でもバッチャン焼きを見ましたが、ここだと同じようなものが半額くらいで買えます!
ただし、旧市街のモノの方がキレイです。村で売られているものは埃っぽく、結構雑に置いてあります。
よく見ないと欠けていたり、ヒビがはいっていたりするので、購入するときはしっかりチェックしてくださいね!
伝統的なバッチャン焼きです。
こんな愉快な置物も結構売られていました。
時間がある方はお気に入りを探してみるのも楽しいと思います。
進化形モダンバッチャン焼き!?
従来のバッチャン焼きとはちょっと違って、最近は進化系のバッチャン焼きが人気らしい。
思わず大量購入してしまいました、笑!
モダンな陶器の方には印字が入っていないものが多かったです。
と、お店の方が主張していたので、
私はバッチャン焼きだと信じています、笑!
名前入りのバッチャンカップ!?
こんな名前入りのバッチャンカップもありました。
ただし、ベトナム名に限りますw
ユウキちゃんが大量購入したモダンバッチャン焼きのお店情報
■店名: CÔNG TY TNHH GỐM SỨ TINH VÂN
■住所: Số 66 – Chợ gốm sứ Bát Tràng – Xóm 3-Bát Tràng – Gia Lâm – Hà Nội
■HP: http://gomtinhvan.com/
小腹がすいても大丈夫!
通りには露店もあって、ベトナム軽食を楽しむこともできますよ~!
ハノイの中心地から近くて行きやすいバッチャン。
村自体は小さいので、見て回るだけなら1時間もかかりません。
ハノイ市街より安く買えるバッチャン焼きを大人買いするだけでもいいし、
ワークショップで陶芸体験をして焼き物を作ってみてもいい!
(陶芸体験も1時間弱)
それから、バッチャンに行くときは、以下の3点に気を付けてください!
②絵付けした作品は焼いてホテルへ届けてもらう
③バッチャン焼きを購入するときは、不良がないか購入前にチェック!
それでは、皆さん良いバッチャン歩きを!
~街を歩けばもっと人生がユタカに~
バッチャンを楽しく歩こう!
※取材日:2017年2月25日
※更新:2017年5月4日
※更新:2020年3月16日
ハノイ出張に来ているユウキです。
こんな手軽な値段で陶芸体験ができるなんて、これもハノイを旅する醍醐味の一つかも!
後でバッチャン焼きのショッピングも楽しみたいです。