ベトナム伝統の結婚式に出席しよう!
今回はスタッフのホアさん結婚式にご招待いただき、 5年ぶりにフンイエンに参りました。
ハノイからは車で2-3時間くらいです。
結婚式の様子は動画で紹介していますのでどうぞ!
以下の動画はカメラマンのKhuさんが作成したものです。
合わせてご覧ください。
ベトナム伝統の結婚式の特徴
▼ベトナム伝統の結婚式の特徴
- 2日間に渡って行われる。1日目は夕方から宴会。2日目はお昼から開始で宴会→メイン披露宴。
- ご自宅が披露宴会場。ゴージャスな装飾。
- 度数の強い自家製酒で何度も乾杯する。
- ひまわりの種とお茶を嗜みながらベトナムの歌を聞き、皆で会話を楽しむ。
- 歌手によるベトナム音楽が歌われる。
- 最初は新郎の親族の方々が新婦の自宅に訪問し、その後は反対に新婦の親族の方々が新郎のご自宅に訪問。
- ご先祖様の仏壇の前で儀式を行う。
- 数百人単位で参加者がいる。
1日目の宴会
こちら1日目の夜のご馳走です。
エビ、チキン、スープなど美味しそうですね。
宴に必要なのがこの自家製お酒。
新郎新婦や親族が廻って、来客者と乾杯を行います。
1日目の宴会が終わりました。
ただ、これで終わりではなく、そのあとも披露宴会場の方で宴会は続きます。
こちらが明日メインイベントになる会場。
とてもゴージャスですね。
ひまわりの種とお茶をいただきながら、世間話をします。
緑茶です。
こちらをいただきながら、皆さん各自ひまわりの種やお菓子やタバコなどを嗜みます。
歌手も来ています。
カラオケももちろん大丈夫です。
明日のメインイベントが楽しみです!
翌日
一夜明けました。
フンイェンの5月の朝は結構冷えます。
元スタッフの実家に泊めていただきました。
こちらはベトナムライチ(ヴァイ)の木らしいです。
お昼頃から2日目の宴会が開始します。
2日目のメインイベント
次第に人が増えてきました。
確か12時か11時開始だったかと思います。
こちらは結婚式には欠かせない「ビンロウ」。
チャウの葉と一緒に噛む嗜好品です。
噛みタバコみたいなかたちですね。噛んだら必ず出します。
もちろんお茶も。
お!新郎新婦の登場です。
親族一同で記念撮影。
とてもお似合いの夫婦です。
式が一通り終わると次が新婦側が新郎の式場に向かいます。
これがベトナムの伝統の結婚式です。
まとめ
素晴らしい二人の門出に立ち会うことが出来ました。
今回何よりも驚いたのは、出席者の数です。5/1-5/2の連休中だったこともありますが、なんと参加者は2日で1,000人を超えていたそうです。
また、親族の繋がりも広く、皆様仲が良くて楽しそうでした。ベトナムの方々がとても親族の催事を大事にされる理由が少しわかった気がしました。
また、このような結婚式は月1回はあるそうで、その度にハノイから実家に帰省されるようです。月1回こういったイベントがあれば、とても楽しそうですね!
今回、初めて昨日から本日まで二日間、ベトナム伝統の結婚式に参加させていただき、何よりもベトナムの方の親戚家族親族同士の繋がりや、絆の深さ、御先祖様への崇拝、実家との結び付きを大事にされている理由を結婚式を通じて改めて知ることができました。
結婚おめでとうお幸せに!
Chúc mừng hạnh phúc!
■場所:フンイェン省アンティ区ティエンフォン
TIỀN PHONG, ÂN THI, HƯNG YÊN, ベトナム
■撮影日:2022年5月1日(日)〜5月2日(月)
おまけ:ベトナムの結婚式のご祝儀相場について
結論、渡す人や立場により異なりますが、一般的には500,000VND(約2,500円)と言われています。
一般論として、知り合いくらいの友だちや時々会うという立場の人であれば上記金額で良いでしょう。
- 会社の上司や社長やマネージャー
- 身近な親族
- 非常に仲の良い友だち
こういった関係性の方であれば、2倍〜4倍くらい出したりもします。
ここは人によりけりですね。
あまり入れすぎても気を使わせてしまったりしますので、そこはある程度軽く考えていいかと思います。
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