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【ハノイブロガー】VieThichのHalcaさんへインタビューしてみた![VieThich×WalkingHanoi]
どうも!人生ユタカです!
本日は久しぶりのインタビュー企画です。
今回はハノイの有名ブロガー「viethich」のHalcaさんにインタビューです!
お会いしたきっかけ
実は前回、Hollywood One Gaming Clubさんを取材した際に特集した際にコメントをいただいたのがきっかけでした。
ここからコラボ記事企画をご提案したところOKをいただき、前回1回目の企画がこちら。
そして、今回は2回目としてインタビュー企画をさせていただくかたちになりました。
VieThichさんについて
― 最近沢山インタビュー記事を拝見しています。まず最初にVieThichさんをスタートしたきっかけを教えてください。
きっかけは、2つあります。
1つ目は、もともと10年以上やっている個人ブログがあり、と言ってもViethichとは違い日記みたいに思っていることを書いてるだけのものなんですが、それをみた友達が褒めてくれて「文章上手だからライターみたいなことやったらいいんじゃない?」と勧めてくれたことです。
「そういう選択肢もあるのかぁ」と思い、友人達に「ライター出来るところは無いか?」と聞いてまわった結果、ライターを募集しているサイトを紹介してもらいライター業をはじめました。
それは、世界各国の旅行情報サイトへの記事の寄稿という仕事でした。
そこで1年くらいやってみて「このサイトは、何処からお金を得ているんだろう?」と疑問を持ち、色々とサイトや収益のことを勉強するうちに、ライターとして記事を書いていくよりも自分のサイトとして記事を残していくほうが後々自分の手元に残って資産になるのではないかと思いスタートしました。
2つ目は、飲食店などを営む知り合いで、フリーペーパーにお金を出すのがむずかしい方々から「宣伝を手伝ってくれない?」と相談に乗ることがよくありました。最初はチラシ作りのお手伝いをしたりとか、メニューのデザインのお手伝いをしていました。ただ、残念なことに中には「素人なんだから、無料で手伝ってもらうのが当たり前」みたいに勘違いしてしまう人も出てきました。それではただのお人好しになってしまうなと思い、セーフティーネットとしての意味も込めてサイトをはじめました。手伝うけど、作ったものが自分の資産になるというWIN-WINの関係になるものをつくらないといけないと感じたんです。
― VieThich(ベティック)さんの名前の由来を(まだ知らないという方へ)教えて下さい。
元々は友人の情報サイトでライターをしていた時に、「サイトの名前を変えようか」という話がでたのがキッカケで、
そこで、私も協力して名前を考えることになったのです。検索的に良く、またこの世界に唯一無二で、且つその言葉だけで意味が成っているものを考えては、グーグル検索に引っかかるかどうか確認しました。
それを繰り返していく内にベトナム語で「ベトナム(Viet)」と「ティック(好き)(Thich)」をかけ合わせた造語「べティック(Viethich)」という名前を思いつきました。早速検索にかけてみると、英語での表記に同一のものはなく、カタカナでもインディーズのヴィジュアルバンドしか出てこなかったので、友達に「べティック」を提案したのですが、名前の変更会議をする前にサイト自体の運営が終了する事となり、後に自分でサイトを始める際に使おうという流れになりました。
― サイトのコンセプトは何でしょうか?
サイトのコンセプトは「ベトナムに住んでいる30代独身女性の目線で書くこと」です。
意識していることは「他の人とはかぶらない記事」であることです。
これはどういうことかというと、例えば駐妻さんは新しいレストランとかを発信するのを楽しみにされている方も多いんですが、私がそこに無理に入っていって、新しいレストランの情報をいち早く紹介しようとすると情報がバッティングしてしまいますし、競い合おうとしても私は、平日はずっと仕事をしているので、そこに割って入れるほどの時間がないんです。
他には、日系のフリーペーパーの方々だと日本食料理店を多く紹介されているので、私は日系以外のお店を中心に紹介しています。
― 新しいお店情報やインタビュー記事を多くポストされていると思いますが、発信する上で意識していることはありますか?
意識していることは、人や情報を繋げることです。
意外に思われるかもしれませんが、私は、インフルエンサーや情報を発信する人になりたいと思っているわけではないんです。それよりは、情報と情報、人と人とをつなげたいというのが一番の根底にあって、記事を書いて情報を発信するというよりは、記事を通して誰かと誰かをつなげられたらいいなと、そういうのに面白みを感じています。なので、新しいお店をどんどん探して、どんどん発信していこうとか、どんどんインタビューしてというよりは、一人ひとり、1店舗1店舗、を大事にしていき、そこからいろいろなものが繋がって、化学反応が起きたら面白いなあと思っています。
― 情報発信の範囲はハノイ1本ですか?
いえ、ベトナムだけにこだわっているわけではなく、ハノイ以外のベトナムの都市や、ベトナム以外の別の国の情報も発信しています。
― 他の方も書いていますか?何人かで書いているんですか?
基本は私一人なんですが、たまに外注して記事を書いてもらうこともあります。
最近ですと加賀温泉郷の記事を外注しました。
過去には、数回お試しでハノイの記事も外注してみたことがあったのですが、書いてもらっている人たちが必ずしもハノイに住んでいるわけではないので、ネットから拾ってきた情報を繋ぎ合わせたような、二番煎じみたいで何か薄い記事になってしまいハノイ記事はやっぱり自分で書かなければなと反省しました。なので、最近は自分の行きたいところがある時にリサーチ代わりに記事を外注しています。近々加賀温泉に行きたいなと思っているので、加賀温泉の記事も外注したというわけです。
リサーチしたものを自分だけのものにするのではなく、まわりに共有するという感じですね。
ベトナムハノイについて
― 今ハノイ来て何年ですか?住んでみてどうですか?
丸6年です。
国がどんどん成長していってる姿を間近でみれるのが楽しいです。
あとベトナム人のカルチャーにすごい興味があるので魅力を感じています。
― ちなみにもともと初めにハノイに来たきっかけは何だったのですか?
ハノイに来たきっかけをお話する前にまず私の海外生活についてお話ししますね。初めての海外は、高校生の時に台湾に短期留学したことです。その翌年今度はオーストラリアに短期留学しました。それからいつかはワーホリでオーストラリアに住んでみたいという夢ができ、28歳の時に念願かなってオーストラリアにワーホリで行くことが出来ました。
オーストラリアで日本とは違うカルチャーに触れるたびに、もっと海外で暮らしたいなという気持ちが増してきて、海外就職を意識するようになりました。何処の国に行こうかと考えている時にオーストラリアに永住している日本人から「次はベトナムがきている(成長している)らしいよ」という話を聞きました。それも1人からではなく複数人から。
オーストラリアに住んでいる日本人は何かしらの先見の明をもって10~20年前に移住してきた人たちで、ビジネスマインドがある人が多かったので、「次はベトナムなのかも!」と思い、オーストラリアにある東南アジアでの就職斡旋会社に登録をして、オーストラリアにいる間に仕事先を決めてベトナムに来ました。
― 身の回りで「これは変わったな」とベトナムの成長が感じられる瞬間はありますか?
ここ数年で物凄く便利になりました!
もともとハノイには、コンビニがなかったので、ビンマート(Vinmart)コンビニができたりとか、あとは前はタクシーしかなかったのがグラブが出てきたことですかね。
以前はバイタクの後ろに乗るなんて考えられなかったんですが、今はグラブバイクも活用します。
バイタクは、全部交渉必要ですし。しかもベトナム語で。そもそも距離感での料金帯がわからないので、ドライバーのおじさんに声をかけられても怖くて乗れませんでした。
タクシーに乗る時も自分でグーグルマップを見て、遠回りさせないようにぼったくりされないように注意していないとだめなので、気が休まりませんでした。
その点グラブが出てきたことで助かりました。
― これからもずっとベトナム「ハノイ」ですか?別の国への拠点移動は考えていますか?
まだ、なんとも言えないですね~。別の国に行くのもありかなと思っています笑。
オーストラリアの時もベトナムに来た時もそうなんですけど、それまでに色々な情報に触れていて、ある時に点と点がつながって線になる時があって、その時が来れば一気に動くっていうタイプなので、今は色々な事を吸収しておいて時が来たら勝手に動くだろうなと思います?
メッセージ
― 長期で住まれていると思いますが、保険などはどうしていますか?
私は、サイトの他に現地採用で働いているので、雇用していただいている会社経由でベトナムの保険に入っています。
ベトナムは、まだまだ発展途上国なので会社が海外保険に加入してくれることが多いと思うのですが、私の周りでは結構加入していない方が多くて驚きます。
ちなみに私はハノイで一度転職をしていて、今の会社は2社目なのですが、前の会社の時ももちろん保険に加入してもらっていました。前職では、私が初めての現地採用者で入社当日はまだ保険に加入してもらえていなかったのですが「保険に加入してくれないなら辞めます」くらいの勢いで直ぐに加入してもらいました。「会社が動いてくれないんですよ」とか「どうしたらいいんですか」いう人がいますが「まず動け!」と言いたいですね笑。
私がこの6年間健康で暮らせていけるのも元気だからとかパワフルな人だからだけではなく、保険があって、いつでも病院に行ける環境が整っていて、ちゃんとケアできているからなんですよ。ちなみに日本一時帰国の際も健康診断受けて、歯科検診を受けて、歯科クリーニングをしています。貴重な日本滞在期間ですが、検診をおろそかには出来ないです。
ちなみに、歯医者は海外保険でカバーできない事も多いのですが、日本の保険に加入している状態であれば、日本帰国時に請求すれば少しだけ返ってきます。今海外には(オーストラリアを含めて)合計8年いるんですけど、日本人で歯がない人と知り合う事も結構多くて、海外では治療代が高いので、歯科に行くのに躊躇している内に悪化してしまい結局抜くという選択肢しか選べなくなる人も多いようです。
歯は一度失うと二度と取り戻せないものですし、半年に1回くらいの定期検診をお勧めしますね。本当に健康が第一なので。
― これからハノイ・ベトナムでのやっていきたいことやビジョンを聞かせてください。
日々、新しい発見がある国なので楽しいことを今後もアップデートしていきたいですね。
― これからベトナムハノイに行きたい・住みたい・興味がある日本人女性の方へ(女性視点で)何かハノイにいる先輩としてメッセージはありますでしょうか?
あまり期待をしすぎない方がいいよということはお伝えしたいです。
夢を持ってキラキラして来る人は、残念ながら来てもだいたい夢やぶれてすぐに帰ってしまうことが多い気がします。何か1本芯となる「目的」を持っていると良いのかなあと思いますね。
私の場合だと根底にあるのは「海外の家族を見てみたい」というのがあって、オーストラリアに行くと決めた時も「オーストラリアの家族ってどうなっているんだろう」というのを知りたい! というのが一番の目的でした。
ベトナムでも日本やオーストラリアと比べて、ベトナムではどんな風に家族が構成されているだろうみたいなことに興味があり、それを知るためにいるようなものなので、だから楽しんで居られるんだと思います。
あと、ちょっと話は逸れますが、女性で生理の状態について気にしないで来る方が結構いるのが最近気になっています。
たまに生理に関する悩み相談に乗る事もあるのですが、話を聞くと、日本にいたときから生理不順だったとかで、ハノイに来てさらに悪化して…という状況で、それが原因で日本に帰る方も見ています。
ハノイに来たら生理不順が改善する! ということはほぼほぼないと思うので日本でしっかりとケアしてから来ることをおすすめします。病院も安くないので。 自分の体のことを甘く見ないでしっかりとメンテナンスすることで、楽しく長く海外で暮らせると思いますよ! どこかしら持病があるのであれば、こちらに来てからも定期的にケアをするといったことが大事だと思います。
― 最後にハノイの観光へ来られる方々へ「ハノイの良さ」について何かアピールポイントやメッセージをください。
一般的に語られているのは、昭和初期の様な懐かしい雰囲気が味わえるとか、旧市街で売られている小物の可愛さだったり、マッサージやスパやジェルネイルが手ごろな価格で試せるということでしょうか。あと、私的にお勧めなのは、ベトナムはラグジュアリーな経験を楽しむことも出来るってことですかね!
例えば、大統領の泊まった格式ある5つ星ホテルに泊まるとか、おしゃれなルーフトップバーで素敵な夜景を見ながらお酒を飲むとか、高級スパに行くとか、日本でやろうとすると「一体いくらかかるんだろう…。」ということが、手の届くお値段で体験出来たりします。つまり、そんな「セレブリティ」を味わいに来るというのも選択肢としてありかなと思います。
インタビューを終えて
今回VieThichのHalcaさんへインタビューをさせていただき、色々な発見がありました。
サイトを始めたきっかけなどはとても興味深いものがありました。
また、WalkingHanoiと同じ「ハノイ」というフィールドをメインに情報発信をされているので、どういうやり方や考え方でサイトを運営されているのか気になるところでした。
今後ハノイでチャレンジしたいとお考えの方には非常に参考になるメッセージを沢山いただきました。
引き続きベトナムやハノイの魅力をユーザー様へ伝えられるよう情報発信頑張っていきましょうね!
▼viethichさんとのコラボ取材記事はこちら
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また、今回Barber’Sの店長の佐々木さん、オーナーの手塚さんをご紹介いただきました。
ありがとうございました。
[…] Sの皆さんもお疲れ様でした! Halca今回の企画は、コラボ企画となっており、ウォーキングハノイさんのブログにも私が登場しています! 是非御覧ください。 https://walking-hanoi.net/japanese/v […]