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【ハノイ】ホアロー収容所(Di Tích Lịch Sử Nhà Tù Hỏa Lò)で歴史を学ぶ
本日はハノイにあるホアロー収容所(Di Tích Lịch Sử Nhà Tù Hỏa Lò)のご紹介です。
場所はHanoi Tower(ハノイタワー)やメリアホテルから近い場所にあります。
ホアロー通りにあります。ホアンキエム湖からは徒歩圏内です。
場所は市街地の中心にあるのでアクセスはかなり便利です。
ホアロー収容所について
- フランス統治時代の1896年にフランスによって建設された収容所
- フランス占領に反対するベトナム人を収容した監獄(捕虜収容所)
- ベトナム戦争時にはアメリカ兵捕虜収容場所だった(アメリカ兵は別名「ハノイ・ヒルトン」と呼んでいた)
- 当時は監獄・独房・ギロチン・拷問などが行われた収容所
- 現在は跡地の一部を博物館として公開している
- 旧市街から近いホアンキエムエリアにある
- 悲惨な歴史を知るための展示物や資料が多い
- 1953年には二千人以上が収容されていた
- 場所はHanoi Tower(ハノイタワー)のすぐ下(タワーのある場所も昔は同じ敷地内の一部だった)
ホアロー収容所は上記の内容の19世紀末に建てられた建物です。
ベトナムの歴史を知る上ではぜひ訪れておきたい場所です。
チケットカウンター
入場料は30.000VND(150円)です。
ここでチケットが購入出来ます。
こちらがチケット。
館内には自販機やロッカーもあります
こちらで休憩も出来ます。
こちらにはロッカーもありますので、荷物の預け入れも可能。
博物館内
外観はこのようにコロニアル様式の黄色い建物ですが、実際には中は雰囲気が異なります。
こちらが当時の白黒写真。
1896 – 1954年までのミニチュアが展示されています。
欧米の観光客の方々が殆どでした。
こちらには足枷をした人々の人形が展示。
この集団房は印象的でした。
こちらは当時の様子が描かれたレリーフ。
こちらはベトナムの囚人が脱走のために掘った穴のようです。
外にもレリーフがあります。
当時の様子が撮影された貴重な写真。
よく見るとアメリカ兵捕虜のようです。
当時使われていた品々が展示されています。
こちらは記念碑を訪れる規制が記載されています。
こちらは集団房のミニチュア模型。
かなり沢山の遺物が展示されています。
2Fにはこのように多くの慰霊碑がありました。
こちらは1F展示場所。
こちらは独房があった場所になります。
独房の中に人形が置かれています。
こちらは奥は薄暗い中に格子の独房が続いています。
こちらが中の様子。
こちらはギロチン台。
反対政治犯の処刑に使われたそうです。
ショップもあります
中にはこのようにギフトショップもありますので立ち寄ってみて下さい。
こちらにもショップ。
いかがでしたでしょうか
まさにホアロー収容所はベトナムのフランス統治時代やベトナムの戦争の歴史的遺産と言えます。
写真では一部の様子をご紹介しましたが、実際にはもっと多くの展示物(あまりお見せしたくない写真も多数)もあります。
*記事枚数の関係上こちらは省いております。
話は変わりますが、意外にもベトナム人スタッフに聞くと、ここの収容所の存在を知らなかった方が多いということでした。
見せると「初めて知った」という方がいることに驚きました。
ベトナム人の(特に若い人)にはあまり知られていない場所なのかもしれません。
少し重い観光地ではありますが、ベトナムの歴史を知る上では一度は訪れておいて間違いない場所だと思います。
ベトナム戦争の歴史にご興味ある方は、軍事博物館なども合わせて訪問してみて下さい。
インフォメーション
■名称:ホアロー収容所(Di Tích Lịch Sử Nhà Tù Hỏa Lò)
■時間:8時00分~17時00分
■電話:+842439342253
■住所:1 Hoả Lò, Trần Hưng Đạo, Hoàn Kiếm, Hà Nội, ベトナム
■Facebook:http://hoalo.vn/
取材日:2018/4/18
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